陰陽道についての簡単な説明。
陰陽道とは？
陰陽道は簡単に言えば、古代中国の呪術・風水・占星術が渡ったのちに
日本の独自の神道や仏教と交わってできたものを言います。
陰陽師として有名なのは１０世紀に登場した安倍晴明でしょう。
聞いたことはあるかと思います。
呪術とはシャーマンなどが行う儀式や祈祷などを指し、風水は土地の吉兆や
配置に関すること、占星術は占いのことです。
これを習得するものを陰陽師と言います。
室町時代までは国家的な機関はありましたが、段々と衰退していき、
江戸時代では民間の陰陽師が栄えるようになりました。
しかし、明治５年には新政府によって廃止され、現代では表立っては
活動できなくなりました。
陰陽道の具体的な儀式等について
様々な儀式や呪術がありますが
有名なのは『丑の刻参りの藁人形』でしょう。
具体的に言えば、丑の刻とは大体午前一時から三時までのことで、
その時間帯に神社の御神木に呪いたい相手に模した
藁人形に釘を打ち込むという呪術の事です。
恋愛に関して言えば
男女に二体の人形をくっつけて祈祷すると
恋愛成就するというものもあります。
陰陽道は役に立つのか？
基本的には役に立つと言えるでしょう。
もちろんのことですが
厳しい修行と絶え間ない研究を重ねてきた
本物の陰陽師であればということです。
また、昔は文献というのは
限られた数しか作成できませんでしたので
歴史のある家系の陰陽師である方が良いでしょう。
秘術などは口伝などで伝えられることが多いようです。
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